本をめくると一番最初に出てくるタイトルや作者が記されているページのことを扉といいます。また、扉・ドアを開けることは物語の始まりのたとえとしても使われます。
お家についても同様で、ドアはその部屋の第一印象ともなるパーツ。ドアがおしゃれだとその先に素敵な世界が広がっているようで、とてもワクワクしますね。
以前ドアにこだわってリフォームをされたお客様が「毎日外から帰ってきて、リビングのドアを見る度に嬉しくなる」とお話されていたのが印象的でした。
お部屋のリフォームというと壁紙やフローリングなどに目がいきがちですが、扉は空間のよいアクセントにもなりますし、床などとコーディネートすることで空間の統一感も高まります。
今回は扉がリフォームのポイントとなった、素敵な扉のリフォーム事例を集めました。
パリのアパルトマンをイメージしてリノベーションした一邸。
リビング、寝室、トイレ…空間を間仕切るドアはどれも本場フランスで使われていたアンティークドアを使い、世界観を高めていきました。
エントランスからリビングへ入る箇所に設けたドアはオーダーで製作。ホワイトの木目に繊細な金細工を施したガラスがエレガントな印象です。
リビングはシャンデリアやロココ調のテーブルが映えるヨーロピアンテイストの空間です。真っ白なリビングドアは訪れた人をその世界観へ誘う役目を果たしつつ、その空間に華を添えてくれています。
お施主様がコレクションされていたステンドグラスや飾り格子を活用しオリジナルの建具を制作。
白と黒が基調の空間だからこそ、ステンドグラスから差し込む光や格子の模様が落とす影の美しさが際立ちます。
エントランスに入った瞬間目に飛び込んでくるのは大きなステンドグラスをはめ込んだ框戸。
照明や鏡もアンティークなしつらえで雰囲気たっぷりです。
カフェ風というのはインテリアにおいて人気テイストの一つ。
ネイビーカラーの框戸にチェッカーガラスやカスミガラスがはめ込まれたアンティーク風ドアを主役に、シックな色味のフローリングやブラックフレームの間仕切り引き戸と合わせてヴィンテージ感を出し、カフェのような空間を造り込んでいきました。
いかがでしょう、ドアはお部屋の主役にもなれるアイテムだということが伝わったのではないでしょうか。
ドアにこだわろうと思えば形や色だけでなく、取っ手や枠はどうするか、採光できるものにするかなどこだわれる要素はたくさんあります。
最近ではメーカーの既製品でもおしゃれなお部屋にぴったりのデザイン性の高いドアがたくさんあります。
一方オーダーメイドで造作するドアは費用は高くつきますが、その分細部まで自分好みにカスタマイズできるため、理想の空間を叶えることができます。
今回ご紹介した事例のように、扉・ドアを軸に空間づくりを考えるというのも素敵だと思いますよ。
リフォームをお考えの場合はぜひ朝日住宅リフォームにご相談ください。
ドアなど建具もあわせてご提案させていただきます。
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