リフォームでウォークインクローゼットをつくったり、パントリーを新設したり、大きな壁面収納を設置するというのももちろん素敵ですが、そのためにはスペースが必要だったり間取り変更をしなければいけなかったりと大がかりなリフォームになりがちですよね。
今回は「収納力が格段に上がる」ような大きなリフォームではないけれど、「あったらいいかも!」「真似したい!」という収納アイディアリフォームについてご紹介します。
新しく設置したL型キッチンの腰壁のサイドにカウンターと一体のオープン棚を設置しました。
キッチンとリビングダイニングの間に位置するため、レシピブックを置いたり、ダイニングに出しっぱなしになりがちな小物を収納したりとどちら側からも使えて便利です。
インターホンや給湯パネル、照明スイッチなどはキッチン横の壁に集約させ、リモコンニッチをつくりました。
棚を3段に分け、一番下はマガジンラック、真ん中はコンセントとリモコン置き場、一番上は壁に磁石が付くマグネット壁にしてプリント類などを磁石で貼れるようにしています。
壁にはゴミ収集表や家族の予定を記入したカレンダーを貼って、家族で情報を共有できる場としても活躍しています。
寝室には元々本棚がありましたが、さらに収納箇所を増やすためにドア部分のデッドスペースに収納を造作しました。既存の本棚と仕様を揃えてつくったため、まるで最初からセットの家具だったような仕上がり。
ポイントは収納の形。四角形ではなく三角形の形にすることで扉の開閉を妨げずに収納を増やすことができました。
廊下の壁を有効利用できないかとご相談いただきました。しかし奥行きのある収納を設置してしまうと幅を取り通行の邪魔になってしまいます。そこで多数の孔が開いた板「有孔ボード(ペグボード)」を廊下の壁面に設置しました。孔の部分にフックを取り付け、物を掛けられるようにしたことで、お家の鍵や折り畳み傘など外出時に必要なものを目のつく場所に収納できるようになりました。
また、ハンドメイド作品を飾るスペースとしても重宝しています。
ゴミ出しや宅配便の受け取り、ちょっとした外出などにサッと履きたい玄関サンダル。しかし玄関に出しっぱなしではごちゃごちゃとした印象になってしまいます。かといって靴箱に1回1回しまうのは面倒…そんな収納のお悩みを解消したのが玄関框のサンダル収納。框部分の下側を切り取り、サンダル2足分を入れることができる収納をつくりました。
手軽に収納できるので、いつでもすっきりと片付いた玄関を維持することができます。
いかがでしょう、真似してみたい収納アイディアは見つかったでしょうか。
ちょっとの工夫で使い勝手や便利さはアップします。
お住まいのリフォームをお考えの際には、このような便利な収納も併せてご検討してはいかがでしょうか。
「こういう収納がほしい」「これをしまいたい」「スペースを有効利用したい」という収納についてのご相談がございましたらぜひお聞かせください。
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