2,023万円
「家を買ってリフォームして住もう」こう言いだしたのは息子さんでした。
Y様はご夫婦と息子さん、娘さんの4人家族。
お父様の定年退職が近くなり、これから先のことを考えた息子さんからの提案でした。
新しい住まいとして選んだのは、駅から徒歩圏内で落ち着いた環境が気に入ったという一戸建て。
お庭があり、家も大事に住まれていた様子が伝わってきたことも決め手の一つだったと言います。
リフォームについても息子さんがご家族を引っ張っていく形で進められていきました。「息子が毎週担当の竹内さんと打ち合わせをして、現場状況などを把握し、その夜夕食後に家族会議をして仕様を決めるというのが流れでした」
綿密な打ち合わせの末に完成したお家は、天井が高く一つ一つの空間もゆったりと造られており、広々とした印象。
「間取りについては、リビングを広く開放的にしたいという思いがあったので、リビングをメインに考えて他の空間の位置を決めました」というY様の言葉通り、LDKスペースを広く取り、それに伴い浴室、洗面室などの水廻りスペースが大きく移動されています。
パントリーやクローゼットなど収納が多いため、室内に置き家具がほとんどなく、全体的にとてもすっきりしています。
今回のリフォームについては、「長く住んでいく家だから納得できる家をつくりたい」という思いから
インターネットで調べたり、設備・内装メーカーのショールームに足を運ぶなど様々な方法で情報を得たりアイディアを取り入れたY様ご一家。
ネットで収集した情報から取り入れたアイディアはリモコンニッチ。ニッチとは壁をくぼませて作った棚のこと。
リモコンニッチはそのニッチ部分にインターホンや照明スイッチ、お風呂のリモコンなどが集約されています。
「上段の裏面には磁石の板が入っているので、メモなどを磁石で貼っておくことができて便利なんです」
また、過去に朝日住宅リフォームでリフォームを手掛けた方のお宅を見学しに行ったことがリフォームのイメージづくりにとても役立ったといいます。
「実際にリフォームをして住んでいる方のお宅ですから、すごく参考になりましたね。見学に行った際にカウンターデスクの書斎スペースがあって、こういうのもいいなと思い、我が家にも作ってもらいました。
他にも空間を広く見せるハイドアや和室などもそのお宅に影響を受けて取り入れたものです」
Y様ご一家は耐震や防犯などお家の安全性に特に重きを置いていました。「しっかりと安心して暮らせる家というのは譲れない部分でした。
間取りを大きく変更したので、構造も見てもらって構造補強を施してもらいました。
防犯面もかなり意識していて、門扉と玄関は防犯性に優れている電気錠を取り入れました」
また、お家の中も将来にわたり安心して暮らせるための工夫がたくさんあります。家内の段差はなるべく解消し、ドアは開閉時に身体の動きが少ない引き戸で統一しました。
2階への階段は段数を増やし1段あたりの高さを低くすることで、ゆるやかな階段を造りました。
「高齢になり足が不自由になった時に、負担にならずに安全に住めることを考えました。階段については朝日さんから『その方が足に負担がかかりにくい』とご提案をいただきました。前の階段は急で威圧感があったのですが、それが解消されよかったと思います」
「家族みんなで一生懸命考えて協力してカタチにした家だけあって満足感はひとしお」だというY様。
お子さんが大きくなってしまうと、家族で一つのことに打ち込む機会は少なくなってしまうものですが、息子さんを中心に家族みんなで取り組んだこのリフォームはY様ご一家にとって想い出となるイベントだったのではないでしょうか。
今回のリフォームは、建物を購入する前からリフォーム工事着工まで4か月強、着工から完工までも約5か月、1年近い期間がありました。11月に着工し、解体~解体後の木工事の構造の補強、取合い部の処置など1か月位かかり、なかなか目に見えて進まない状況下でしたが、お施主様は熱心な方で、現場が始まってからは毎週お越しくださり、進捗確認・打ち合わせをして頂きました。スケルトンリフォームでしたので、解体後の状況により確認や決断をしていただくことも多かったので、とても助かり感謝しております。
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仲介からの繋がりで物件検討中の段階から見ていただいていたので話が進めやすかったですね。親切でいつも丁寧に対応していただきました。こちらが要望したことは、必ず詳細に調べて提案してくれましたし、細かいところまで納得するまで打ち合わせをさせてもらい感謝しています。