1,044万円
きっかけは、
「今住んでいる一戸建てを売ったらいくらになるのかな」
という興味だったと言います。
「今の住まいの売却価格を聞いてみて、価格によっては住み替えを検討しようか」という気持ちで
Y様はインターネットで複数の不動産会社に売却価格を査定してもらえる一括査定サイトを利用したのだそう。
「連絡が来た不動産会社は5社だったのですが、印象に残ったのは朝日住宅ともう一社くらい。仲介を担当してくれた新濵さんは印象もよく、説明もきちんとしていて、売却だけでなく購入面でも物件情報をこまめに入れてくれたり提案をたくさんしてもらいました」
最初は購入条件もあまり決まっていなかったそうですが、仲介の担当者とやりとりを重ねていく中で「自分たちが本当に望んでいるもの」が明確になっていったといいます。
「最終的に、自分たちの仕事場があるマンションの上階、それも南側の部屋に住みたいという意思が固まりました。新濵さんが自分たちの求めているものをうまく見つけてくれたおかげですね」
条件に合う物件が出るまで何年も待つつもりでしたが、タイミングよく希望に合う物件が出て購入をすることに。
購入した物件は細かく区切られた間取りや低く小さいキッチンなど、室内がY様のスタイルに合わなかったため、リフォームを朝日住宅リフォームに依頼をしました。
「リフォームについては相見積もりを取るという選択肢もありましたが、仲介担当の新濵さんを信用していたので、彼が『仕事ができる、信頼のおける人』と紹介してくれた藤井さん、早乙女さんにそのままお願いすることにしました」
Y様のリフォームに対するご要望は「3DKの間取りをスケルトン状態にして、ワンルームの間取りと大きなウォークインクローゼットを作る」と明確でした。
「イメージにあったのは近くで暮らしている母の住まいです。
ワンルームの形状が使いやすいという印象だったので、
生活スペースを区切らずにひとつの空間にしたいと思っていました。また、私たち2人分の衣類や趣味のダンス衣装などをしまえる収納スペースも必要でした」
完成したのはリゾート地にあるコンドミニアムの一室のような、コンパクトながらも洗練性と開放感に満ちた空間。室内は軽やかな色味で統一されており、大きな収納を作ったことにより生活空間はすっきりしています。
リフォームの打ち合わせはY様自身がパソコンで希望の間取りを描いたり、置く家具の寸法を測って表にまとめたりと積極的に動き、それを基に担当者が実際の図面に落とし込み擦り合わせをしていくというスタイルで進みました。下の階にお仕事場があるため、工事中もこまめに現場を訪れていたそうで、トイレの収納やウォークインクローゼットのライトの追加、玄関の上り框など、実際の現場で決めて作り上げていく部分が多くあったのだそう。
「リビングの天井もそうですね。最初は天井全てを梁の高さで揃える予定だったのですが、後から現場で、高いところは高くした方がいいという案がでてきました」最終的に途中までを梁の高さで天井を造り、ソファスペースやベッドスペースは天井を上げることに。折り上げ天井のようなモダンな雰囲気が出て、開放感のある空間となりました。
今回のリフォームでY様が一番こだわったところと話すのがお風呂です。
Y様は依然お住まいだった一戸建てと同じように、マンションでお風呂はなるべく大きくしたいとお考えでした。
「お風呂についてはかなり協議を重ねました。最初はスケルトンリフォームだから、お風呂の大きさも好きなようにできると思っていたんですが、天井の梁の関係で制約があったり、マンション用のユニットバスの規格サイズがあることを知りました。
実際に解体をしないと希望しているサイズのお風呂が入るか判別がつかないと言われていたんですが、ギリギリ入れることができて本当によかったです」
Y様のご希望である広いお風呂を実現するために、玄関をコンパクトに縮小、廊下も位置をこれまでよりもリビング側にずらすことで、スペースを確保し、かなりのサイズアップを図ることに成功しました。
浴槽も「ゆったり感」を追求し、限られた浴槽サイズでも広々と入浴できるように設計されたトクラスのヴィタールを採用したことで、手足を伸ばしてくつろげるバスルームとなりました。
リフォームを振り返り、
「とにかく決めることが多くて大変だった」というY様。
「細かい部分まで決めることがあってびっくり。
巾木なんて、今まで意識したこともありませんでしたから、こんなところまで決めるの!?と思いましたが、終わってみると細部まで自分で決めてよかったと思います」
Y様はこれまで何度か住み替えを経験されたことがあるそうで、以前お住まいだった一戸建ては新築で購入した建売住宅だったそう。新築を購入したときと今回のリフォームを比べて、「リフォームは自分たちで選んだことによる心地よさがある」と話します。
「以前の家は、ほとんど仕様が決まっていたものを買う形でしたので、既にあるものに自分たちが合わせて生活をしていました。でも今回はサンプルを見比べたりショールームに行って実物を確認して、自分たちに合わせて一から選んで作った住まい。自分で選んだものを使うと使いやすいんですね」
空間をひとつにまとめたことで動線がシンプルになり、見た目にも住み心地にもとても満足されているというY様。今のお悩みは仕事場の上階に住み替えたことによる運動不足なのだそう。
細かく仕切られた3DKの間取りを、玄関から扉レスで続くワンルームにリノベーション。ベッドスペース脇にウォークインクローゼットを新設しました。
早乙女
「Y様の間取りのご希望が大胆なワンルームで、最初はビックリ。玄関から寝室まで、ドアが1枚もないのです。そのメリット・デメリットをご理解いただいた上で、Y様は「私たちはこの間取りが使いやすい思う」と強い信念をお持ちでした。それならばY様の生活スタイルとお好みにあったお住まいをとことん追求しようと、お打合せを重ねました。Y様にはご多忙のところ時間を割いていただき、感謝しております。お蔭さまで私共だけでは考えつかないようなアイデアを取り入れたオーダーメイドの素敵なお住まいが完成しました。このお住まいでY様に長く、楽しんで暮らしていただけたら嬉しいです。」
藤井
「リフォームの工事は常にいろいろな形の問題に直面します。今回の工事でもいろいろな問題があり、3回ほど『ごめんなさい』をしなければいけない事態もありました。しかし、寛容でユーモアたっぷりのY様は揺らぐことなく信頼を寄せてくださり、無事に完成させることができました。私にとって一生忘れる事のできないリフォームがまた一つ増えました。心より感謝しております」
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レスポンスが早くて、仕事がきちんとしているというのはもちろんのこと、朝日住宅リフォームは「人の質」がいいなと思いました。リフォームはこちらが理想を描いても、実際は構造や予算やいろいろな要因でそのままは叶えられないこともあります。でもそんな場合でもそれに代わる提案をしてくれたので、最終的に理想に一番近い形で実現してくれたなと感じています。