262万円
白や石目を基調としたカフェ風の室内に、打ちっぱなしのコンクリート天井や剥き出しのダクト、サブウェイタイルなどインダストリアル(工業系)のスパイスが光る。
おおよそ賃貸向けとは思えない、お洒落な部屋だ。
これにはこの物件のオーナーであり今回のリフォームを行ったA様の思惑があるのだという。
その思惑が「分譲マンションに憧れている人を中毒にしてやろうと思った」というからセンセーショナルだ。
「このマンションは築37年なのですが、ただ綺麗にするだけでは新築や築浅に負けてしまうと思ったんです。ここはオートロックもロビーもなければ耐震面だってどうかわからない、ボロい家です。そのボロさを払拭するだけの付加価値を付けようと思いました。分譲マンションのようなグレードの設備、個性を出した内装にすることで、分譲マンションに憧れているけれど手が届かないと思っている人が『ここじゃなきゃ嫌だ』と思ってくれる家を作りたかったんです」
しかし、この家が出来上がるまでの道のりは短いものではなかった。
まずA様はリフォーム会社選びを「失敗した」のだ。
実はA様は、朝日住宅リフォームの前に別の会社で施工していたのだが、その前の会社の工事がいい加減だったために途中で解約、中断した工事の続きをということで朝日住宅リフォームに依頼をしたのだそう。
「最初の会社は安さで選んで失敗をしました。今考えるとその金額でできる内容の工事ではなかったと思います。工事はずさんで、それを指摘しようにも会社の規模が小さいところだったので、現場監督はほとんど現場を見ていなかったし、連絡をしても返事がなかなか返ってきませんでした」
結局その前の会社に対する不信感が募り、工事を中断して解約したA様ですが、いつまでも途中の状態にしておくわけにもいかず、次のリフォーム会社を探すことに。
「前回のような失敗はしないよう、今度はお客さんからの評判がいい会社という点を重視しました。また、何かあればすぐに見に来てもらえるよう家の近くで探しました。朝日住宅リフォームは顧客満足度が高いという点と、希望していた期間内に工事をしてもらえるということで依頼をすることにしました」
カフェスタイルの可愛らしさとインダストリアルの無骨なかっこよさが共存する室内を見渡し見違えるようになったと喜びながらも、
「ちょっとこだわりすぎたかな」と話すA様。しかし、A様のそのこだわりが、リフォーム会社を変更するという英断となり、最終的に満足のいくリフォームへと繋がっていったのだ。
住む場所という重要なものを造る役割を安さだけで選ぶのは考え物、リフォーム会社の選び方としてケーススタディとなるお話だった。
「最後に、これからリフォームする方に向けてアドバイスをしたい」とA様が口を開いた。
「リフォームをしていく中で、気になる箇所や補修をしてほしい部分などが出てくると思います。その時に、そんなこと言っていいのかなと言い出せない方もいると思うんです。でも満足できるリフォームのためには、そういうことはどんどん言うべきです。朝日住宅リフォームならきちんと対応してくれます。そのようなところが朝日住宅リフォームの顧客満足度が高い理由なんだと思います」
この度は、当社へのご依頼誠にありがとうございました。また、これからリフォームする方に向けてのアドバイスですが、まさしくこれは『A様節』そのものですね。今回の工事では、この『A様節』と『A様の思惑』でとても勉強させていただきました。そして少し成長できたと思います。心より感謝しております。工事は終わりましたが、今後も住宅を通しA様とは末永くお付き合いさせていただきたいと思います。またひとつ一生忘れられないリフォーム工事が増えました。
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前の会社で問題のあったところをたくさん直していただきましたし、よくやってくれたと思います。失敗していた分、不安になっていろいろと細かく言いましたが、担当の藤井さんはそれに対してマメに対応してくれました。前の会社は問題があっても会社が遠いからか全然対応してくれなかったので、すぐ来てくれる距離にあって、実際に何かあればすぐに駆け付けて対応してくれたというのは大きかったですね