朝日住宅リフォーム

愛と幸せの暮らしに

白を基調とした上質で洗練された空間。海外の邸宅やホテルを思わせる優美なお住まいで暮らすのがK様ファミリーです。
下のお子さまが生まれ、日々増えていく洋服やおもちゃを前にお住まいの手狭さを感じて住み替えをされたK様。お子さまの学区内で物件探しをした末に購入したのは事務所として使われていたマンションの一室でした。

K様邸のなかでもホテルのような洗練性を特に感じるのが玄関です。大理石の床やアール状に湾曲する框、立体感のあるタイル壁の空間は玄関というよりもエントランスといった方がしっくりとくる雰囲気。
「玄関の床はイタリアの輸入タイルでいいものがあると担当の方から提案してもらったのですが、とても気に入っています。子どもが座って靴を履きやすいようにベンチを付けたのもちょっとしたこだわりです」

玄関の優美さを際立たせるアール状の框については「どうしてもやりたい！」というK様のご要望に対し、当初担当者からは「難しい」と言われたのだそう。「でもずっと担当さんの頭の中にはあったみたいで、方法を考え最終的には実現してくれました。家に来る人はみんな「このアーチがいいね」と言ってくれるので叶ってよかったです」

リフォームにあたり「妥協したくない」という想いから、K様はYouTubeをはじめネットで情報収集を積極的に行いました。「ちょっと検索するといろいろな悩みや解決方法が出てきて、とても参考になりました。みんな同じことで悩んでいるんだなと思いましたね」

ネットの情報から採り入れたアイディアのひとつが、脱衣室とは別に廊下にも洗面台を置くことです。
「コロナ期ということもあり、帰ってきてすぐに手を洗えるようにしたくて要望しました」と旦那様。奥様も「廊下に洗面台があれば、トイレから出た後にしっかり手を洗ってもらえるし、お客様に洗面を使ってもらう時も生活感の出てしまう脱衣所にお通ししなくて済むのがいいですよね」と廊下に洗面台を置くことのメリットは大きかったご様子。

来客も使用する廊下の洗面台はまるで家具のような意匠性の高い洗面台を選んだ一方、ご家族だけが使う脱衣室は引き出しなどがないシンプルな洗面ボウルを設置し、下に洗濯カゴを置けるようにするなど、それぞれ場所に応じて異なるデザインの製品を選んだことで二か所の洗面スペースは全く異なる趣となりました。

小さなお子さまがいるご家庭ながら生活感を感じさせず美しく整った印象のK様邸。
これからお子さまが成長するにつれ、より物が増えていくとお考えだったK様は新しいお住まいに収納力を求めていたといいます。
人の目に触れるリビングやキッチンは、テレビボードや食器家電収納、パントリーなど収納を全て扉で隠せるようにしたことで生活感を排除したすっきり空間を実現しました。

また各部屋のクローゼットもかなりの大容量。壁一面を全てクローゼットにしたお部屋を設けたほか、本棚の後ろにゴルフバックを置けるくらい大きくて深いクローゼット、来客の布団収納用のクローゼットもつくりました。「布団を入れられるようにしたいと話すと大工さんが手作りですのこ状の中板をつくってくれました」

そしてK様が収納のなかでも特にこだわったと話す収納が玄関横に設けた2.4帖ほどのウォークスルークローク。ハンガーパイプやバスケット付きの収納棚は靴だけでなく雨具やお子さまの外遊びの道具、帽子やマスクなどお出かけに必要なアイテムがたっぷりとしまえるほか、壁には上着掛けを設置。「冬場にコートを掛けられるのはすごくいいなと思います」

収納量だけでなく、このクロークは動線もしっかり計算されている点も魅力。クローク内は半分が土間のため靴を履いたまま入ることができ、靴をしまった後は２WAY動線で洗面台が設置された廊下へ抜けることができます。帰宅してから靴を脱いで身に着けているものをしまい、手を洗うという一連の動作をスムーズに行えるため、家の中へ「持ち込ませない」環境が整っています。

リビングもホワイトやグレーをベースとしたシックで開放的な空間です。
リビングにおいてご夫婦ともにこだわったと話すのが小学生の息子さまのスタディスペース。
「テレビから距離があって集中しやすく、キッチンにいる私が目を配れるダイニング横に学習スペースをつくりました」と奥様。
左右を壁で区切られているスペースはご家族を感じながらもお勉強ができる、リビング学習には最適な環境です。「この壁はマグネットが付くようにしてもらいました。学校のお知らせなどプリントが貼れるのがすごくいいですね」

当の息子さまもこのスタディスペースを「ぼくの場所」と言いとても気に入っているご様子。今では学校から帰ったらこのデスクで勉強をする習慣が身についているのだそう。