足立区のとある中古マンションのリフォーム工事の様子をシリーズでお伝えする現場レポート第2弾です。
(第1弾はコチラ)
今日は解体工事についてお伝えしていきます。
解体工事についてお話をする前に、まずはリフォーム工事の大まかな流れについてお話します。
リフォームの工事は次のような工程で進みます。
解体工事→木工事→設備・電気工事→内装工事→仕上げ・クリーニング→完工!
現場によって流れが違ったり、並行して違う作業を行うこともありますが、
リフォーム工事はまず解体することから始まります。
解体工事は既存の間仕切りや建具、設備を取り払い、処分する工程です。
躯体部分を残して全てを解体するスケルトンリフォームもありますが、既存部分を利用するプランであれば必要な部分のみを解体をしていきます。
ちなみに、解体後に今まで見えなかった配管や躯体があらわになることで、これまで仕上げ材に隠ぺいされていた部分の欠陥や不具合が見つかることがあります。
【解体工事後に見つかる欠陥・不具合の例】
・部材のカビ
・雨漏り・漏水
・断熱材の劣化
・木部の腐食
・躯体コンクリートのひび、鉄筋露出
・床の傾き
・スラブのたわみ etc.
また、解体してみたら元の図面と実際が違っていたというのも聞くお話です。
欠陥・不具合によってはその対応のために費用やスケジュールの見直しが必要になったり、プランの変更を余儀なくされるケースもあります。
棚やキッチン部分が解体されました。キッチン部分を囲っていた間仕切り壁もなくなり、洗面室・浴室スペースの奥まで見えるようになりました。
今回のリフォームでは床部分は既存の床の上に上張りをするため、解体はせずに配管工事をする箇所のみ取り除き作業をします。
カーペット張りだった洋室のカーペットや和室の畳は下地を残して撤去しました。
壁もリフォーム前の間取りと共通する部分については残しています。
ユニットバスがあったところは配管以外何もなくなりました。
解体後はたくさんの廃材が出ます。
これらを処分して解体工事は終了です。
壊して撤去する工程が終わると、ここから「つくる」工事が始まります。
そちらについてはまた次の機会にお伝えします。
2023/8/18
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