朝日住宅リフォーム

愛と幸せの暮らしに

正面のベランダ側にパッと視線を誘導するように、額のようにタイルを配置しています。
両サイドの柱型には濃い目のタイルを貼り、広い面には主張しすぎないさりげない柄の大判のタイルです。２種類のタイルを極端に変えて、メリハリをつけています。
LDKに入った際に、ひとつの絵のように自然と奥に視線が引き付けられます。

日中の写真です。
照明器具が眺めの邪魔をしないように、ダウンライトをテンポよく配置しています。ただ全てダウンライトだと部屋が単調になるので、ダイニングテーブルの上だけはペンダントライトにしています。

ミラーの壁面です。
ミラーの高さは窓の高さに揃えて、広がりを持たせています。
柱型にも一部鏡を貼っています。ガラスタイルとの相性もよく、このタイルを選ばれたD様の感性は流石です。

LDKの一番奥側です。元は洋室でしたが間仕切りを取り払いLDKの一部にしました。
他に比べ奥の壁一面がやけにシンプルに見えますが、これにもちょっとした仕掛けがあり、夜に明らかになります。

ミラーの面を正面から見たところです。
搬入の関係で１枚物のミラーでは無理なので、３分割しています。
店舗でも使用するような５mm厚の特注品で、鏡のつなぎ目が自然に見えるように、職人さんが映像調整（といいます）を入念に行いました。
部屋の奥行も通常の倍に広く見えます。

家具搬入前の写真です。
そもそもは、ポートタワーを家の色々な角度から見えるようにしたいというのがD様のご要望でした。
この撮り方だとポートタワーが２本に見える不思議な見え方です。
（D様からは３本見たいと言われましたがそれは流石に…）

インテリアにもこだわりのあるD様で、家具、ラグマット、植栽、小物に至るまで家のどこを切り取っても絵になります。素敵！

玄関もオーダーのミラーとエコカラットを貼っています。
こちらのミラーは空間に広さが出るよう、天井までの高さにしています。
左右アシンメトリーなデザインはD様のアイディアです。
タイルは全てD様が何度もショールームへ足を運ばれ、こだわって選び抜いたものです。

D様が特にお気に入りだというトイレの収納の間のエコカラットです。
エコカラットは玄関やトイレ等、湿気や臭いのこもりがちなところで本領を発揮します。

夜にはガラッと雰囲気が変わります。ダウンライトは施主様支給品で、スマートフォンのアプリで操作でき、グループ毎に分けて調光・調色ができます。
今回撮影時には３グループに分けました。
神戸の山、海、空を表現したつもりです。

一番奥の壁面はプロジェクター用です！
インチ数は壁面からの離隔距離により決まるため、職人と何度も計算したり測りながらシーリング位置を決定しました。
工事後にプロジェクターを取付けしてからはやり直しが利かないため、ヒヤヒヤでしたが上手くいきました。

夜は照明の明るさを抑えると、本当に夜景が綺麗です。この構図でもポートタワーが２本です。
最初お話の際には「無理ですよ…」と思いましたが、D様の無邪気な熱意に押され…結果、何とか応えることができたのではないでしょうか。

ダイニングだけ唯一ダウンライトではないため、D様がこだわって選ばれた照明器具です。
インテリアショップと担当者で直接打合せをし、重量や配置、ペンダントコードの長さを確認しました。

リフォーム、特にタイル等は簡単にやり直しができません。そのため、パースも使いイメージの擦り合わせを行いました。