フランス映画『太陽がいっぱい』ではなく、不安がいっぱいのスタートでした。対象物件は築57年のヴィンテージマンションです。他のリフォーム会社との競合で、しかもデザインに定評と実績のある会社でしたが、なぜか私に白羽の矢が刺さって始まった工事です。
フランス生活が数十年のI様は、無機質感や人工的な素材を拒否されたため、床は無垢フローリングやレンガタイル、壁はペンキ塗装、天井はコンクリートあらわしにて仕上げました。ただ、床はマンションの管理規約上NGな材質を何とか承認をいただき施工したり、既存壁のクロスが剥がれずに総パテにて下地を作り塗装をしたり、コンクリートあらわしで露出する電気配線のかっこいい見せ方など悩みどころも多くありました。
また、浴室では在来工法を取り入れたり、フランス製の重いアンティークドアの取りつけなど、普段のリフォーム工事ではあまり行わないこともあり、大変な工事でしたが、結果とても落ち着く素敵な空間となりました。では、ご覧ください。
1LDKの間取り。一見間取りは大きく変更していないように見えますが、一度スケルトン状態にしており壁の位置なども変更しています。
リビング
リビング
寝室
バスルーム
トイレ
玄関
住まいのこと、リフォームのことをもっと知ってほしいという想いで発信するリフォームコラム。
最新のリフォームトピックスやリフォームのノウハウ、
実際のリフォームで採用された素敵なアイディアなど、情報満載でお届けします。
皆さまの快適な住まいづくりのヒントになれば幸いです。
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I様と初めてお会いした時の印象は、アレ?でした。打ち合わせの段階で私の常識を覆すご要望のオンパレードで腰が引けそうになるほどでした。I様は日本より海外での生活が長く、海外滞在一週間未満しかない私の常識では、計り知れない感性と知識と才能をお持ちの方だからでした。
そんなI様が、私が担当した施工事例の中から、機能よりも質感とイメージを大切にされた方の事例をご覧になり、『藤井さんなら大丈夫だ』とおっしゃって頂き、がぜんファイトが湧き、いろいろな面での困難を乗り切ることが出来たと思っております。
最後になりますが、お仕事で海外に行かれた際に送ってくださる葉書がとても嬉しく、心より感謝しております。